ニュース その他製造 作成日:2014年3月5日_記事番号:T00048967
自転車受託生産大手、永祺車業(ミング・サイクル・インダストリアル、台中市)は、4月に中国・江蘇省常州で新工場を着工する予定だ。2016年第1四半期の稼働予定で、投資額は3,000万米ドル。同社設立25年で最大の投資だ。5日付工商時報が報じた。
張泰山董事長は、常州の新工場は生産ライン4本で年産能力80万台を計画しており、既存工場と合わせて常州の年産能力は一気に230万台まで増えると説明した。
常州の既存工場は3基で生産ライン5本。昨年の販売台数は126万6,000台で、設備稼働率は80%以上、売上高は1億7,800万米ドルだった。
他に台中工場に生産ラインが2本あり、年産能力は24万台だ。中~高単価の自転車が中心で、平均単価は300米ドル、主に欧州市場に輸出している。昨年の販売台数は15万台、売上高は4,546万米ドルだった。
中台を合わせた昨年の販売台数は141万6,000台、売上高は67億台湾元(約230億円)で、愛地雅工業(アイディール・バイク)を抜き、巨大機械工業(ジャイアントMFG)、美利達工業(メリダ)に次ぐ台湾3位に浮上した。独の歩行器ブランド「Rennard」を買収し、欧州の歩行器市場にも参入した。
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