ニュース 家電 作成日:2014年3月5日_記事番号:T00048971
家電大手、声宝(サンポ)グループの陳盛沺総裁は4日の新製品発表会で、今年は家庭用エアコンの目標販売台数を前年比3割増の15万台に設定、業界3位を目指すと表明した。昨年実績は合計11万5,000台だった。5日付経済日報が報じた。
陳総裁(中)は同日、新北市林口区に本部と従業員宿舎を建設する計画も発表した(4日=中央社)
同社は今年、電力料金上昇を受けて消費電力が少ないインバーターエアコンの出荷比率5割を目標に掲げており、需要が多い窓用エアコンにも搭載する。通常のルームエアコンでは独自特許のピコピュア技術による除菌機能の他、保湿機能なども追加するが、価格は据え置く方針だ。
また従来製品より消費電力が50%少ない直流(DC)モーター搭載扇風機に注力し、全体に占める販売割合を前年の2割から3割に引き上げることを目指す。扇風機全体の販売目標は35万台だ。
なお、中国市場は大気汚染が深刻となっているため空気清浄機の売上増が期待でき、全体の売上高は前年比3倍増の6,000万人民元(約10億円)を見込んでいる。
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