市場調査会社、ガートナーの統計によると、華碩電脳（ＡＳＵＳ）の2013年タブレット型パソコン出荷台数は前年比76％増の1,104万台（市場シェア5.6％）で、アマゾン・ドット・コムを抜いて世界３位に付けた。５日付経済日報などが報じた。
上位２位はアップル（シェア36％）、サムスン電子（同19.1％）で、合計でシェア55％を占め、依然圧倒的な強さを見せつけた。特にサムスンは出荷台数3,741万台で前年比4.3倍の大幅成長を遂げた。ガートナーは、サムスンはスマートフォン同様、タブレットＰＣでもサイズ、価格の選択肢を多数用意する戦略が奏功し、マーケティング、販促も強く、アップルとの差を縮めたと分析した。
４位はアマゾン（シェア4.8％）。５位には聯想集団（レノボ）が前年の約３倍増、653万台（同3.3％）で躍進した。
世界全体の出荷台数は前年比68％増の１万9,544台だった。入門機種など、初めて購入する消費者が成長をけん引し、新興市場は同141％増だった。一方、成熟市場は同31％増にとどまった。
