ニュース その他分野 作成日:2014年3月6日_記事番号:T00048986
江宜樺行政院長は5日、3D(3次元)プリンティング技術を使ったデザインに関する人材育成に向け、高等学校に同技術についての授業を開設したり、3Dプリンターを導入する方針を示し、教育部に予算確保に向けた検討を指示。蔡玉玲政務委員に対し、2カ月以内に進捗状況を報告するよう要求した。6日付経済日報が報じた。
江行政院長は同日、経済部および内政部からデザイン産業の発展状況に関する報告を受け、その中で張善政科技部長が「現代は立体デザインが重視されており、学校教育で学生が3Dプリンターに触れる機会があれば、デザインに対する興味を喚起することができる」と提言。これに江行政院長が賛同した形だ。
近年来、台湾では産業界から「学校教育を受けた人材が職場で役に立たない」との声が上がっている。こうした中、江行政院長は先ごろ発足した「科技部」のトップに就任した張部長に対し、教育現場と産業界の溝を埋めることを求めており、今回の提言も同問題の解消を見据えたものとみられる。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722