ニュース 金融 作成日:2014年3月6日_記事番号:T00048994
国泰世華商業銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)、台北富邦商業銀行、玉山商業銀行(Eサン・コマーシャル・バンク)、台新商業銀行、永豊商業銀行(バンク・シノパック)の5行はこのほど、相次いで人民元定期預金に優遇金利を設定し、預金獲得競争に参入した。6日付経済日報が報じた。
現時点で台北富邦銀の6カ月物人民元定期預金の金利は3.2%で、6カ月物としては民間銀行では最も高い。1年物では玉山銀の3.3%が最高。
これまでの人民元預金獲得競争は、政府系銀行と外資系銀行が主役だった。そこに地場民間銀行が参入した格好だ。
中央銀行によると、台湾の人民元建て預金残高は1月末時点で2,145億人民元(約3兆6,000億円)となり、昨年末に比べ320億人民元増えた。
民間銀行幹部は「外国為替取扱指定銀行(DBU)による人民元業務解禁後、市場は徐々に落ち着くとみていたが、昨年下半期も過熱が続いた。春節(旧正月)後にボーナスなどを財テクに回す市民が多いことを考え、優遇プランを導入した」と説明した。
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