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台湾系米国人研究のエイズ新薬、効果3カ月持続も


ニュース 医薬 作成日:2014年3月6日_記事番号:T00048999

台湾系米国人研究のエイズ新薬、効果3カ月持続も

 6日付聯合報がニューヨーク・タイムズを基に報じたところによると、台湾系米国人のエイズ研究者、デービッド・ホー(何大一)氏らの研究グループは4日、サルを使った動物実験の結果、エイズウイルス予防新薬「GSK744」の効果がヒトの場合は3カ月持続すると推定されると明らかにした。

 これまでエイズウイルス予防薬は、毎日継続投与することが必要だったため、新薬が実用化されれば、エイズ予防にとって画期的な成果となる。

 研究グループによると、米疾病予防管理センター(CDC)がメスのサルにGSK744を注射後、2週間に1回、膣内にエイズウイルスを注入しても、エイズに感染することはなかった。

 ホー氏が率いるロックフェラー大学アーロン・ダイヤモンド・エイズ研究センターによる類似実験でも同様の結果が得られた。

 臨床試験は今年末から米国、南アフリカ、マラウイ、ブラジルで175人を対象に行われる予定だ。