ニュース その他製造 作成日:2014年3月6日_記事番号:T00049000
2013年の自転車輸出は前年比11.59%減の382万6,000台と、欧州の需要不振で過去30年で最低に落ち込んだ一方、中国向けは同165.67%増と大きく伸びた。自転車大手、巨大機械工業(ジャイアントMFG)、美利達工業(メリダ)、愛地雅工業(アイディール・バイク)は中国販売のさらなる拡大を狙っている。6日付工商時報が報じた。
羅ジャイアント執行長。5日開幕した台北国際自行車展覧会(台北インターナショナルサイクルショー)には1,111社が出展している(5日=中央社)
ジャイアントの羅祥安執行長は、同社は中国市場の首位ブランドで、販売台数は毎年10%以上の成長が続き、昨年は前年比20%増の240万台(同社全体は631万台)だったと指摘した。今後は台数よりも単価の伸びが上回ると予測した。
メリダは昨年の中国での販売台数が前年比25.3%増の108万8,207台で過去最高だった。曽崧柱董事長は、中国市場は今後30年は成長が続くと予測。4月に江蘇省南通市の新工場(年産能力25万台)が量産に入る他、販売拠点を昨年の2,200拠点から今年2,500拠点に拡大し、今年の販売台数は同8%増の260万台の予測だ。
アイディールは、欧州連合(EU)の反ダンピング(不当廉売)課税取り消し後、広東省東莞工場の垂直統合で年産能力が60万台に達しており、現在の稼働率は70%だが、今後2年はフル稼働の見通しだ。
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