ニュース 電子 作成日:2014年3月6日_記事番号:T00049002
6日付電子時報によると、アップルが昨年発売したスマートフォン2機種のうち、比較的低価格の「iPhone5c」は、販売台数が予測を大きく下回っており、現在受託メーカーの在庫が200万台に膨れ上がっているもようだ。さらに通信キャリアや販売業者の在庫を加えると300万台を超えるとみられ、サプライチェーンにとって大きな懸念材料となりそうだ。
業界関係者によると、iPhone5cは価格が予測を大きく上回り、さらにディスプレイサイズも4インチにとどまったことなどから、他社の大画面、低価格製品に押されて苦戦している。
しかし、膨れ上がった在庫を消化するため、アップルがiPhone5cの値下げを行った場合、ブランド価値を損ねる上、製品戦略の失敗を認めることになるため難しい対応が迫られる。
ただ電子時報は、これまでのように投入する製品が全てユーザーに受け入れられる状況は過去のものとなったことをアップルに直視させることで、次世代製品はよりユーザーの需要に寄り添った製品になるとの見方を示した。
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