ニュース 電子 作成日:2014年3月6日_記事番号:T00049003
タッチパネル最大手、宸鴻科技集団(TPKホールディング)が5日発表した2月の連結売上高は70億3,100万台湾元(約237億円)で、前月比39.4%減、前年同月比49.4%減と2カ月連続で大幅な減収となった。非需要期でアップルなどの顧客が在庫調整期に入り、タブレット型パソコン用の調達が鳴りを静めたことが特に響いた。6日付経済日報などが報じた。
1〜2月の売上高は186億2,500万元となった。証券会社は当初第1四半期通期では前期比4割減の251億2,800万元と予測していたが、3月の売上高は小幅な増収が見込まれるため、予測を上回ることができそうだ。
TPKは今後ロー〜ミドルエンド製品に注力し、スマートフォン向けで巻き返しを図って、タッチパネル搭載ノートPC市場への過度の依存を避ける構えだ。このうち北京小米科技など中国スマートフォンメーカーから好評を得ている新技術の銀ナノワイヤ(SNW)製品は第2四半期から量産し、中国市場向けの売上高構成比を昨年の7%からさらに高めていく。
この他、ハイエンド製品ではパネルの側面も強化した6面強化タッチ・オン・レンズ(TOL)がスマートフォン大手の顧客から受注するなど好材料も出てきた。
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