ニュース 社会 作成日:2014年3月7日_記事番号:T00049009
台湾大学医学院附設医院(台大医院)の医師で、台北市長選への出馬意向を表明している柯文哲氏は6日、台大医院にはミサイル攻撃で大量の負傷者が出た場合の対応マニュアルは存在するが、原子力災害に対する対策は存在しないと指摘した。7日付蘋果日報が伝えた。
柯氏(右2)は台大医院の外科集中治療室(ICU)主任を17年務め、創傷医学部の主任は5年半兼任している(6日=中央社)
反原発派として知られる柯氏は、日台の専門家による原子力安全に関する交流座談会に出席し、「我々は人々をいかに避難させるべきか分からないので、シナリオを描けない」と発言した。
柯氏はさらに、かつて旧行政院衛生署の石崇良元医事処長(現衛生福利部綜合規画司長)に「なぜ台大医院に原子力災害への対応マニュアルがないのか」と尋ねたことがるが、答えは「台大医院も避難の対象なのに、対応マニュアルとか言っていられるか」というものだったとも語った。
これについて、台大医院は「標準作業手順書(SOP)が存在し、毎年医療緊急対応センターの訓練を受けている」と反論。石崇良氏も「そんなことは言っていない」と否定した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722