ニュース 農林水産 作成日:2014年3月7日_記事番号:T00049013
行政院は6日、物価安定小組(専門小委員会)を開催し、特に豚肉市場で養豚家が出荷を故意に遅らせたり、食肉業者が売り惜しみを行い価格が上昇している疑いがあるとの指摘が出た。毛治国・行政院副院長は、行政院農業委員会(農委会)と公平交易委員会(公平会、公正取引委員会に相当)に調査を命じるとともに、近く改善が見られなければ台湾糖業(台糖)に3,000頭を緊急供給させ、輸入関税を12.5%から6.25%に半減するなどの対策を取る方針を示した。7日付工商時報などが報じた。
値上げした小吃(屋台料理)店や弁当屋は、肉類の価格高騰を理由に挙げているという(中央社)
農委会は、豚流行性下痢(PED)は1~2月がピークで約22万頭が死亡し、3月に落ち着いたはずが、市場の供給量は2万2,000頭(通常2万4,000頭)と明らかに減っていると指摘した。かつては1頭当たり平均120キログラムだったが最近は123キロに増え、養豚家の故意の出荷遅延が疑われる。
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