ニュース 金融 作成日:2014年3月7日_記事番号:T00049017
中央銀行の彭淮南総裁は6日、立法院の答弁で、最近の人民元安について問われ、「下落局面では買うべきで、売るべきではない」と述べた。7日付経済日報が伝えた。
人民元について、外貨購入には為替変動というリスクが付き物だということは肝に命じなければならないと語った(6日=中央社)
彭総裁の発言は、最近の人民元下落は一時的なもので、人民元相場の上昇は長期的トレンドだとの認識を示したものと受け止められている。
彭総裁は「今回の下落局面は形跡をたどることができる」とし、中国が2012年、人民元為替レートの1日当たりの変動幅を上下1%に拡大した点を挙げた上で、「人民元安は中国人民銀行(中央銀行)の手に委ねられており、その目的は人民元が上がり続けるものだという市場の見方を変えることにある」と述べた。
このほか、現在1日2万人民元(約34万円)までとなっている人民元への交換上限を引き上げる可能性について、彭総裁は「努力しているところだが、台湾側の問題ではない」と指摘し、引き上げには中国側との調整が必要だとの認識を示した。
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