ニュース 建設 作成日:2014年3月7日_記事番号:T00049018
不動産情報サイト「好房(ハウス・ファン)」の最新調査によると、台北市、新北市、台中市、高雄市の住宅開発プロジェクトのうち12件で、1坪当たり売り出し価格がエリア最高値を記録した。政府は近年、特種貨物労務税(ぜいたく税)の導入などで高騰する住宅価格の抑制策を講じてきたが、十分に効果を発揮していない状況が浮き彫りとなった。7日付中国時報が報じた。
調査結果によると、2〜3年前は売り出し価格が最高でも1坪50万台湾元(約170万円)程度だった台北市大同区に開発された「興洋興天地」(重慶北路一段)は同100万〜110万元で売り出している。
このほか、同市の最高級マンション「皇翔御琚」が位置する信義区でも、「陶朱隠園」が売り出し価格を同330万〜350万元、「興雅」(B、C、F棟)も同320万〜350万元に設定し、最高値を更新した。
ただ、淡江大学産業経済学系の荘孟翰・副教授は、建設会社が高値で販売しようと故意に価格を引き上げている側面があり、売り出し価格が1坪100万元の場合、実際の成約価格は、70万元程度だと指摘している。
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