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飲食チェーンを全面検査、鼎王事件受け


ニュース 商業・サービス 作成日:2014年3月7日_記事番号:T00049019

飲食チェーンを全面検査、鼎王事件受け

 衛生福利部食品薬物管理署(FDA)の葉明功署長は6日、台湾全土の大型、チェーンの飲食店の食材に対し全面的に抜き取り検査を行うと述べた。台湾を代表する鍋料理チェーン「鼎王麻辣鍋」が先月末から広告の宣伝文句と異なる食材を使用するなど、不当表示の発覚が相次いでいるためだ。7日付自由時報が報じた。


台中市衛生局は食材の防腐剤や成長促進剤、成分表示が不足していた鍋料理のだしなどについて調べる(6日=中央社)

 鼎王麻辣鍋などを経営する鼎王国際餐飲集団(トリポッドキング・インターナショナル・グループ)の本社は台中市にある。台中市政府衛生局は6日、鼎王グループ傘下の喫茶店「閲コーヒー(キャッシュインドア)」と鍋料理店「無老鍋」に立ち入り検査を行い、食材を検査に送った。結果は1~2週間後に出る予定だ。

 邱恵慈・台中市衛生局食品薬物管理科長は、2月20日から食品薬物管理署に協力して検査していたが、秘密保持を求められ、公開できなかったと話した。

 一方、台北市政府衛生局は同日、鼎王麻辣鍋の台北市店、無老鍋、喫茶店の「シ壺人間茶館(シは喜を2つ並べたもの)」の食材検査の結果、7件は全て規定に合致していたと発表した。