ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

就職博覧会が盛況スタート、年収100万元も


ニュース その他分野 作成日:2014年3月10日_記事番号:T00049045

就職博覧会が盛況スタート、年収100万元も

 新卒採用に向けた学内での合同企業説明会(就職博覧会)が9日、台湾大学で始まり、参加企業は272社が300以上のブースを出し、過去最大となった。予想される求人件数は2万人で前年比28%増だ。特にハイテク、金融業界が積極的で、年収100万台湾元(約340万円)の募集まで飛び出した。10日付中国時報が報じた。


雨天で冷え込む中、学生1万人以上が詰め掛けた(9日=中央社)

 鴻海精密工業は、今年の採用計画1万5,000人のうち研究開発(R&D)が7~8割を占める。台湾大学など有名校や人気学部の卒業生なら初任給は月3万8,000~4万元以上、修士課程修了なら4万8,000元以上で、報奨金や自社株現物支給(分紅)を合わせれば1年で100万元に達することもあるという。

 台湾積体電路製造(TSMC)は、今年の初任給も例年と同じく学部卒3万8,000元、修士4万5,000元、博士6万元。

 一方金融業界は、国泰金融控股は幹部候補生なら初年度の給与に春節ボーナス(年終奨金)を加えれば100万元を超える。新光金融控股の幹部候補生も最高年収100万元だ。