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人民元が外貨預金の3割、香港上回る高比率


ニュース 金融 作成日:2014年3月10日_記事番号:T00049046

人民元が外貨預金の3割、香港上回る高比率

 スタンダード・チャータード銀行(渣打国際商業銀行)の分析によると、台湾の人民元建て預金は開放からわずか1年余りで外貨預金の31%を占め、香港の同24%を上回っている。8日付経済日報が報じた。

 同行によると、外貨の中でも人民元は利率が高めで、台湾人の人民元預金残高は予想以上のスピードで増えている。1月は17%増の2,145億人民元で、前年2月と比べると5倍だった。同行は年末時点の残高予測を3,000億人民元(約5兆円)へと大幅に引き上げた。

 一方、オフショア人民元建て債券(点心債)は120億人民元で、人民元建て預金の5.4%にすぎず、香港の同7割と大きな差が出た。