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東区の店舗賃料5倍に、周杰倫のレストランも撤退


ニュース 建設 作成日:2014年3月10日_記事番号:T00049048

東区の店舗賃料5倍に、周杰倫のレストランも撤退

 台北市の忠孝東路と敦化南路を中心とした東区商圏は芸能人が構えるレストランや衣料店も少なくないが、店舗物件の賃料が高騰する中、歌手の周杰倫(ジェイ・チョウ)や俳優の姚元浩(ヤオ・ユエンハオ)のレストランが撤退していたことが分かった。8日付蘋果日報が報じた。

 東区商圏の路面店の賃料は1坪当たり月2万~3万台湾元(約7万~10万円)と、2008年の世界金融危機以降、5倍に跳ね上がった。

 周杰倫が友人に協力して開いたイタリアンレストラン、「Mr.J義法厨房」光復店は昨年営業を終了し、現在は別のイタリアンレストランが入居している。

 姚元浩のアメリカンレストラン、「サーフカフェ」は昨年末、台中市に移転した。不動産業者によると、同店が入居していた物件は2フロアで計40坪、賃料は月30万元で、この3年で3倍に上昇した。

 不動産仲介大手、永慶房屋集団の鄭朝鶴・路面店事業部経理は、芸能人の店が集中する敦化南路1段の路地は、賃料高騰でテナントの入れ替わりが激しいと指摘。賃料は既に限界を超え、空室率が上がっており、家主は賃料を見なおさざるを得ないと語った。