ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

光ディスクのCMC、映画などへの出資に転換


ニュース 商業・サービス 作成日:2014年3月10日_記事番号:T00049049

光ディスクのCMC、映画などへの出資に転換

 光ディスク大手、中環(CMCマグネティクス)は、従来の電子産業から「文化・クリエーティブ」「電子商取引」「観光・旅行」分野の投資へと転換を図っている。現在爆発的ヒットとなっている野球映画「KANO」にも出資しており、翁明顕董事長は、近年種類が豊富になり、市場が成長してきた台湾映画に対して、年間3〜4作品に直接投資すると述べた。10日付経済日報などが報じた。

 また翁董事長は、系列の映画館チェーン、威秀影城(ビューショー・シネマズ)について、依然として映画館がない県市が存在し、進出余地があると説明。今後年2~3店ずつ店舗を拡大する方針を示した。今年は10、11月に苗栗県と台南市で各1店をオープンする。

 この他、年内にも傘下の映画コンテンツ配給の得利影視(デルタマック)が、スマートフォンやタブレット型パソコン向けおよびスマートテレビ向けの2つのプラットフォームの設立を計画している。

 なお翁董事長は観光分野でも「ホテルは数十年できるビジネス」と好感しており、ある企業の株式取得を進めつつ、ホテル建設に適した土地を探していると明らかにした。