ニュース その他製造 作成日:2014年3月10日_記事番号:T00049052
太陽電池用シリコンウエハー大手、中美矽晶製品(シノアメリカン・シリコン・プロダクツ、SAS)が先月、傘下の太陽電池メーカー、旭泓全球光電(サンライズ・グローバル・ソーラー・エナジー)、日本の長州産業(本社・山口県山陽小野田市、岡本要社長)などが合弁で設立した新会社「SCPソーラー」を通じ、太陽電池モジュールを生産するドイツのアレオ・ソーラーを2ユーロ(約290円)で買収すると発表したことに関連し、SASの盧明光董事長は「買収後、取得する設備資産に減価償却や負債の問題はなく、生産コストは大陸(中国)メーカーに対抗し得る水準となる」と語った。10日付電子時報が報じた。
わずか2ユーロでの買収については業界では、「アレオは旭泓全球に対し負債を抱えている」「SCPがリストラ問題を引き受けた」などと憶測が飛び交っているほか、ドイツメディアではアレオの既存従業員が新たな雇用主に反発しているとの報道が出ている。
これに対し、盧董事長は「買収については失敗のないよう慎重に協議を重ねた」と強調。現在、ドイツ側の労組および臨時株主総会の承認を待っている段階だが、現時点で買収が破談になったとしても当社に損失はないと語った。
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