ニュース 家電 作成日:2014年3月10日_記事番号:T00049055
第2四半期以降、大手テレビブランドによる新製品発売が相次ぐ見通しの中、中国市場では春節(旧正月)シーズン後も残る在庫の処分を急ぐ大型販売業者が大幅値下げを敢行しており、値下げ幅は約3割に達しているとされ、超高解像度4K2Kテレビ旧機種も販促対象に含まれているもようだ。10日付電子時報が報じた。
話題性重視の販売戦略が主流となっている中国テレビ市場では、4K製品が積極的に売り出されている。また40、42、48、49インチといった比較的小型で低価格の機種も投入されていることから、同市場では今年の4K製品の販売台数が400万〜800万台へと大幅に増加し、市場浸透率も20%に達すると見込まれている。
なお中国ブランドによる低価格4Kテレビの大量投入を背景に台湾液晶パネルメーカーの4Kパネル出荷は今年、群創光電(イノラックス)が800万〜840万枚を目標としており、友達光電(AUO)も490万〜500万枚と予測されている。
ただ低コスト・大量出荷戦略を採った場合には在庫リスクが潜むため、パネルメーカーも大きなプレッシャーにさらされることになる。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722