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華航12月売上高、SARS以来のマイナス


ニュース 運輸 作成日:2008年1月11日_記事番号:T00004907

華航12月売上高、SARS以来のマイナス


 航空大手2社の昨年12月の売上高が発表された。中華航空(チャイナエアライン)は、米国と日本路線の旅客便で搭乗率が減少し、12月は前年同期比マイナス4.91%の109億3,200万台湾元(約370億円)となり、2003年の新型肺炎SARS発生以降初めての単月でのマイナスとなった。一方長栄航空(エバー航空)の12月売上高は、3.67%成長の83億5,800万元だった。11日付経済日報が報じた。
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 華航の12月業績が振るわなかったのは、8月に那覇空港で起きた爆発事故により、日本市場での信頼感に影響が出て搭乗率が低下したことが原因とみられる。現在搭乗率は徐々に回復しているという。

 07年通年の売上高は、華航が4.05%増の1,268億7,100万元で、このうち旅客便が671億(6.4%成長)、貨物便が537億元(1.5%成長)となった。一方、長栄はマイナス0.85%の931億300万元となり、01年以来の通年売上高減少となった。