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マレーシア航空機捜索、台湾からも3隻


ニュース 政治 作成日:2014年3月11日_記事番号:T00049072

マレーシア航空機捜索、台湾からも3隻

 馬英九総統は10日、南シナ海付近で8日未明に消息を絶ったマレーシア航空370便の捜索作業に台湾から3隻の艦船を派遣することを指示した。11日付聯合報が伝えた。


派遣された「巡護9号」。台湾から現地までの距離は約1,365カイリ(10日=中央社)

 指示を受け、台湾海軍の成功級フリゲート「田単」、行政院海岸巡防署(海巡署)の「巡護7号」「巡護9号」は同日午後、澎湖諸島や高雄の港を出発した。早ければ14日にも捜索海域に到達する。

 捜索作業にはこれまでに中国、米国、マレーシア、ベトナム、フィリピン、タイ、オーストラリア、インドネシア、シンガポールが加わっている。

 捜索海域は台湾、中国、ベトナム、フィリピンなどが領有権を争う南沙諸島(スプラトリー諸島)に近いため、今回の艦船派遣は捜索という名目ながら、実際には南シナ海に対する主権をアピールする象徴的な狙いがあると受け止められている。