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自動車大手5社、2月軒並み2桁減収【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2014年3月11日_記事番号:T00049080

自動車大手5社、2月軒並み2桁減収【表】

 自動車大手5社は2月、前月比で軒並み2〜5割の減収となった。春節(旧正月)休暇で2月の営業日が17日しかなかったためだ。ただ、昨年2月は営業日が15日だったため、前年同月比では各社とも軒並みプラス成長を遂げた。11日付経済日報が報じた。

 トヨタの台湾総代理、和泰汽車の2月売上高は102億3,100万台湾元(約350億円)で、前月比29.24%減、前年同月比3.88%増となった。人気のカローラアルティスが2カ月連続で深刻な在庫不足に陥っているが、3月には納車台数が4,000台へと2月からほぼ倍増する見通しだ。

 裕隆集団傘下では、裕隆汽車製造(ユーロン・モーター)の2月売上高は50億9,600万元で、前月比55.7%減、前年同月比8.11%増となった。中華汽車工業(チャイナ・モーター)は23億9,900万元で、前月比44.31%減となったが、商用車の需要期入りが貢献して前年同月比では13.69%増だった。裕隆日産汽車は16億5,700万元で、前月比51.94%減だった。

 この他、三陽工業(SYM)の2月売上高は21億9,500万元で、前月比29.46%減となった。

 3月の新車登録台数は2月から約1.5倍増えて3万1,000台に達する見通しで、各社の増収につながりそうだ。