ニュース 家電 作成日:2014年3月11日_記事番号:T00049083
台湾エアコン市場で70%のシェアを占める日系ブランドのうち、上位4社による今年度の新製品発表が相次いでおり、早くも今夏に向けた商戦がスタートした。なお、いずれのブランドも今年は新機能を加えながら価格は据え置く方針だ。11日付工商時報が報じた。
台湾市場最大手の台湾日立は他ブランドに先駆け、春節(旧正月)明けに冷暖房に温水器機能を加えたインバーターエアコン新製品を発表。今年は32万台以上の販売を目指すと表明した。
一方、台湾2位のダイキン工業も先ごろ、台湾初となるHFC冷媒R32を採用した「Emura」を発表。今年の販売目標は前年比10%増の16万5,000台に設定。売上高は今年92億台湾元(約313億円)、来年は120億元を目指す。
また微小粒子状物質「PM2.5」に含まれる発がん性物質に対し抑制効果を持つ「nanoe(ナノイー)」技術搭載の新製品を発表した台湾松下電器(パナソニック台湾)は今年の販売目標を15万台とし、さらに来年は20万台を突破して台湾2位に食い込みたい考えだ。
台湾三菱電機もこのほど3Dムーブアイ機能搭載のインバーターエアコンを発表。価格は据え置きとした上で旧機種では小幅値下げを実施。今年は昨年の約2倍に当たる3万台の販売を目指す。
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