ニュース 電子 作成日:2014年3月11日_記事番号:T00049089
タッチパネル大手、洋華光電(ヤング・ファスト・オプトエレクトロニクス)が中国の新興スマートフォンメーカー、小米科技(小米、シャオミ)から4.7インチの低価格機種「紅米」用タッチパネルを受注したとの市場観測が浮上している。受注枚数は200万枚で、3月より量産・出荷が始まるとされる。11日付工商時報が報じた。
観測が事実であれば、洋華光電は3月に新製品を発売するサムスン電子に加えて、小米という中国の大手ブランドを顧客に抱えることとなり、同社の3月売上高は前月比6割増の6億台湾元(約20億円)を超える可能性があると証券会社は予想している。
洋華光電によると、同社は3カ月かけてコストダウンを図り、中国市場でも新顧客開拓に力を入れて受注を獲得する戦略に切り替えた。背景には既存顧客のマイクロソフトの在庫調整や、台湾メーカーの販売が予測を下回ったことなどがある。
洋華光電は中国顧客の新規受注分を第1四半期から出荷しており、同社の出荷枚数全体を押し上げている。また、既存顧客の台湾や韓国のスマートフォンメーカーの新機種向けも第2四半期に量産・出荷が始まる見込みで、同社の業績は一段と拡大する見通しだ。
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