ニュース 社会 作成日:2014年3月12日_記事番号:T00049094
昨年5月にフィリピン沿岸警備隊の艦船から銃撃を受け、操業中の台湾漁船「広大興28号」の乗組員1人が死亡した事件で、フィリピン政府が謝罪した後も、現地での司法手続きが遅れており、屏東地方法院はこのほど、フィリピン沿岸警備隊員8人を指名手配した。12日付自由時報が伝えた。
8人は昨年8月、既に屏東地方法院検察署に起訴されている。本来は台湾側から起訴内容の通知を受けたフィリピンの司法機関が8人を殺人罪で起訴する運びだったが、フィリピン側からは8人を正式に起訴したとの通知がいまだに届いていない。
台湾側はフィリピン側が審理の先延ばしを図っていると受け止めており、屏東地方法院は台湾側で審理を行うにも被告の出廷が見込めない状況から、指名手配を決めた。ただ、台湾側が実際に8人の身柄を確保するのは困難で、今回の指名手配はフィリピン側に早急な対応を求める圧力の意味合いが濃い。
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