ニュース 社会 作成日:2014年3月12日_記事番号:T00049096
東日本大震災から3周年となった11日、被災者への追悼と台湾からの多大な支援に感謝を示すイベントが台北市の国賓大飯店(アンバサダーホテル)で開かれた。これまで台湾での追悼イベントは日本の対台湾窓口機関、交流協会などが行ってきたが、今年は台湾日本人会が引き継いだ。
イベントの最後には台湾日本人会の女声コーラスグループ、椰子の実コーラスと参加者全員でチャリティーソング、「花は咲く」を合唱した(YSN撮影)
式典会場には在台日本人ビジネスパーソンなどを中心に約300人が集まり、日本側は樽井澄夫・交流協会台北事務所長、台湾側は王金平立法院院長や頼浩敏司法院院長なども来賓として参加。来賓による代表献花の後、地震が発生した日本時間午後2時46分に1分間の黙とうを行った。
樽井代表は追悼の辞で、「震災の時、台湾は自分のことのように日本に手を差し伸べてくれた。日本人は台湾が真の友人だと思い知らされた。日本人はこのことを絶対に忘れない」と述べた。
また王立法院長は「震災により日台間の友情を再認識できた。復興への道のりは長いが台湾市民は応援している。今後も全力で支持していきたい」と応じた。
その後、昨年台湾で感謝を伝えるチャリティーコンサートを開催した歌手の真気(まき)による感謝を伝える歌、「從心底謝謝你(心からありがとう)」や台湾人日本舞踊家、鄭姵萱氏による鎮魂の舞が披露された。
今回、追悼イベントの実行委員長を務めた荒牧直樹ソニー台湾董事長兼総経理は「震災3年目も、被災者への追悼の念と台湾からの支援に対する感謝の気持ちを伝えるイベントを開催できた。来年以降も続けていきたい」とコメントした。
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