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グリコネックス、15年新北市に新工場


ニュース 医薬 作成日:2014年3月12日_記事番号:T00049104

グリコネックス、15年新北市に新工場

 バイオ医薬品開発ベンチャー、台湾醣聯生技医薬(グリコネックス)は11日の董事会で、新北市汐止区の工場・オフィスビルを8億台湾元(約27億円)で購入することを決議した。2015年に完成予定だ。12日付経済日報が報じた。

 購入するのは、遠雄企業団(ファーグローリー・グループ)の「遠雄Uタウン」企業本部の2,500坪。

 張東玄董事長は、工場・オフィスビルの購入で、実験室の規模を拡大し、試験量産工場を増設できると話した。これにより、がん関連の糖鎖抗原やモノクローナル抗体の新薬開発の速度、品質が向上し、開発リスクを引き下げ、重要技術を手中にできると述べた。また、米食品医薬品局(FDA)に新薬臨床試験開始届(IND)を自社で提出できるようになるため、より高額の新薬ライセンス収入が期待できる。

 同社は昨年8月の大塚製薬からの5%出資受け入れに続き、年内に上限1,500万株の第三者割当増資を実施することも決めた。