ニュース 医薬 作成日:2014年3月12日_記事番号:T00049105
明基友達集団の医療器材業者、明基三豊(BenQメディカルテクノロジー)は11日、歯科用インプラント製造などを手掛けるイスラエルのABデンタルと合弁で設立した「明基口腔医材」(BenQ・ABデントケア)が、4月より台湾とベトナムで3D(3次元)プリンターを利用したインプラント治療のトータルサービス提供を開始できるとの見通しを明らかにした。12日付蘋果日報などが報じた。
明基三豊の陳其宏董事長は、3Dプリンターを利用した術前計画や治療ガイド画面の表示システムといった技術サービスの提供により、正確かつ迅速で、患者の痛みも和らげ術後回復も速いインプラント治療を実現できると語った。
明基口腔医材の許棠隆董事長によると、台湾のインプラント需要は毎年30万本。まずは顧客の歯科クリニックを中心に同サービスの採用を促し、その後は一般病院などにも働き掛け、さらに海外展開も加速させる。今年はシンガポール、来年はタイや日本でも営業許可が下りる見通しだ。
なお、同サービスで使用する3Dプリンターは当面外部から調達するが、親会社の電子機器受託メーカー、佳世達科技(Qisda)が研究開発(R&D)中で、1〜2年後に販売予定だ。
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