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自転車部品大手のスラム、台中市にアジア開発センター


ニュース その他製造 作成日:2014年3月12日_記事番号:T00049107

自転車部品大手のスラム、台中市にアジア開発センター

 自転車部品大手、スラムの台湾支社は11日、台中市の単元二再開発区でアジア開発センター(ADC)の営業開始式典を行った。投資額は1億台湾元(約3億4,000万円)以上。12日付工商時報などが報じた。

 同社は台湾を高級自転車の重要な生産拠点とみている。台中市の豊洲科技工業区に台湾で4番目となる部品工場を建設しており、来年第1四半期に稼働する予定だ。部品の自社生産比率は現在の約30%から50%に上昇する。

 台湾自行車協進会(Aチーム)の副理事長を務める高禩翔スラムアジア総経理は、世界景気の回復で同社の今年の売上高は10%増えると見込む。同社の昨年売上高は200億元だったとみられる。

 スラムは日本のシマノに次ぐ、世界2位の自転車の変速機メーカーだ。顧客には台湾の自転車大手2社、巨大機械工業(ジャイアント)と美利達工業(メリダ)を含む。台中市大里、神岡に工場があり、従業員は2,000人以上。シャシーとサドル以外の自転車部品は自社で製造している。