ニュース 医薬 作成日:2014年3月12日_記事番号:T00049108
長庚医療財団法人は11日、自主的に財務諸表を公表し、2012年の医療収入が476億台湾元(約1,600億円)余りに達し、全民健康保険支出全体の12分の1を占めることが明らかになった。12日付聯合報が伝えた。
台湾全土の主要医療法人上位10位までの医療収入を合計すると、医療保険支出全体の30%を占めるとみられる。民間病院の詳細な財務状況は公表されていないことが多く、少数の医療法人による寡占の実態が浮き彫りとなった格好だ。
また、長庚医療財団法人の場合、多額の医療収入にもかかわらず、本業での利益は6億元余りにすぎず、株式投資など本業以外での利益が88億元を占めたことが分かった。
長庚医療財団法人は「本業の利益は年々低下しており、創業者や台塑集団(台湾プラスチックグループ)から贈与された株式とその配当が利益を支えている」と説明した。
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