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0.1ミリの病変部発見可能、台大医院が新設備


ニュース 医薬 作成日:2014年3月12日_記事番号:T00049109

0.1ミリの病変部発見可能、台大医院が新設備

 台湾大学医学院附設医院(台大医院)は11日、大きさがわずか0.1ミリメートルの病変部を発見し、良性か悪性かを判断できる新設備を導入したと発表した。12日付蘋果日報が伝えた。


来月から健康診断でも利用可能で、費用は9万台湾元(約30万円)(11日=中央社)

 今回導入されたのは、核磁気共鳴画像法(MRI)とポジトロン断層法(PET)を統合させたシステムで、アジアでは初の導入となる。

 台大医院影像医学部の施庭芳主任は「原発病変の細部を観察するMRIと全身に転移がないかどうかを観察するPETを統合することで、患者は1回の検査で病変部の細部と全身の状況を検査できるようになった」と説明した。

 担当医師によると、新設備は早期発見が難しい膵臓(すいぞう)がん、脳腫瘍、肝臓がんなどの診断に有効だという。これまでもMRIで0.1ミリメートルの病変部を見つけることはできたが、良性か悪性かを判断するにはPETによる検査が必要だった。