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3月上旬の新車販売25%増、増産で供給不足解消【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2014年3月12日_記事番号:T00049111

3月上旬の新車販売25%増、増産で供給不足解消【表】

 3月1~10日の新車登録台数は4,980台で、前年同期比25.6%増だった。春節(旧正月)連休後の増産で供給不足が解消した。12日付工商時報が報じた。

 トヨタの台湾総代理店、和泰汽車は、人気の新型カローラアルティスの供給量増加で、1~10日の新車登録台数が前年同期比38.1%増の1,591台で、市場シェアは31.9%まで回復した。同社関係者は3月の新型カローラアルティス供給を過去最高の5,500台まで引き上げ、今後1~2カ月でこれまでの納車待ちを消化できると話した。同社全体の3月の販売目標は1万1,000台、市場シェア34%に上方修正した。

 裕隆日産汽車は1~10日の新車登録台数が同64.9%増の607台(市場シェア12.2%)だった。同社は3月、人気のスーパーセントラを1,200~1,500台納車できる見通しの他、台湾生産のコンパクトカー、新型リヴィナ発売を控え、販売目標を4,000台、市場シェア13%に引き上げた。

 裕隆集団の自社ブランド、納智捷汽車(ラクスジェン・モーター)は、スポーツ用多目的車(SUV)、ラクスジェンU6ターボの販売好調が続いており、3月の納車は1,000台にとどまるが、販売目標は1,500台だ。

 業界関係者は、市場全体の3月新車販売台数は前年同月比11%増の3万~3万3,000台、人気車種の供給が順調なら第1四半期は10万台に達すると予測した。