ニュース 電子 作成日:2014年3月12日_記事番号:T00049114
12日付蘋果日報によると、グーグルが華碩電脳(ASUS)とのダブルブランドで市場に投入してきた7インチのタブレット型パソコン「ネクサス7」について、第3世代機種の開発計画を中止したとの観測が出ている。
証券会社によると、2012年に発売された初代ネクサス7は同年、500万台の販売を記録。第2世代機種を投入した昨年は、両機種合計で600万台となり、ASUSのタブレットPC出荷の50〜60%を占めた。
しかし2世代機種の販売は400万台と初代機の1年目を下回ったほか、ネクサス7はアンドロイドOS(基本ソフト)搭載製品の市場開拓を目的としたため利益率が低く、グーグルはアンドロイドがシェア62%を獲得した現在、その役割を終えたとして次世代機の開発中止を決めたもようだ。
ただグーグルとASUSは、2年間に及ぶネクサス7での提携に終止符を打つが、教育市場向けタブレットPCやグーグルのクロームOSを搭載したノートPC「クロームブック」、簡易版デスクトップPC「クロームボックス」といった製品で協力関係を維持する見通しだ。
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