ニュース 電子 作成日:2014年3月12日_記事番号:T00049117
12日付経済日報がニュースサイト「ZDネット」韓国版の報道を基に報じたところによると、サムスン電子がアップルの次世代プロセッサー「A8」の受託生産契約を結んでいたことが分かった。サムスンは米テキサス工場で第2四半期に量産、今秋に出荷を開始するという。報道が事実であれば、「A8」は台湾積体電路製造(TSMC)とサムスンが生産を分担することになり、TSMCはサムスンの20ナノメートル製造プロセスの良品率が上がらないためにA8の大部分を受注したと観測されていたが、受注量が減る可能性がある。TSMCは11日、コメントを控えた。
ZDネットは匿名希望のサムスン主管からの独自情報として報じた。
業界では、報道が事実だとしても、既にA8生産を開始したとされるTSMCの主要サプライヤーとしての地位は変わらず、短期的には同社への影響は小さいとの評価だ。
なお、アップルは例年秋ごろに新製品を発売するため、サムスンが今秋にA8を出荷予定であれば、同時期の発売が予想されていた次世代のiPhoneやiPadにA8が採用されない可能性、およびアップルがそもそも今秋に両製品を発売しない可能性も出てくる。
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