ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

工業用ミシンの高林、ハムスと提携


ニュース 機械 作成日:2014年3月13日_記事番号:T00049134

工業用ミシンの高林、ハムスと提携

 工業用ミシンの高林(SIRUBA)は12日、台湾国際紡織製衣機械展(TTG2014、15日まで台北世界貿易センター1館で開催)で、ハムス(HAMS。京都市南区、宮地康次社長)の「HAMS」とのダブルブランドの自動制御工業用ミシンを初めて展示し、同社との提携を発表した。販売価格100万台湾元(約340万円)以上の2台が早速売れた。13日付工商時報が報じた。

 高林の呉祥銘特別助理(特別秘書)は、同社には製造販売の強みがあり、ハムスには同社が持っていない技術力があると指摘した。同社は上半期、ハムスブランドを代理販売し、下半期にはハムス製品を台湾で製造、販売すると説明した。当初は「HAMS」と「SIRUBA」のダブルブランドとする。

 同社は2011年よりJUKI(東京都多摩市、清原晃社長)とも提携している。「JUKI」と「HAMS」の生産拠点として、今年上半期に桃園県で4,000坪の土地を探して工場を建てるか、昨年初めに購入した2,100坪の工場を改築する計画だ。

 両社との提携で、高林の今年の設備稼働率は50%以上と前年の30~40%から改善し、生産量は昨年の18万5,000台から2~3割増えるとの工商時報の報道に対し、高林は同社が発表した生産量予測ではないと強調した。