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FPCの嘉聯益が大規模増産計画、アップル向け受注が背景か


ニュース 電子 作成日:2014年3月13日_記事番号:T00049140

FPCの嘉聯益が大規模増産計画、アップル向け受注が背景か

 フレキシブルプリント基板(FPC)の嘉聯益科技(キャリア・テクノロジー)はこのほど、台湾および中国での生産能力拡充に今年10億台湾元(約34億円)以上の資金を投じると表明した。なお同社は、アップルからスマートフォン「iPhone」次世代機種向けのほか、タブレット型パソコン「iPad」や同社が開発中とされる腕時計型ウエアラブルデバイス(装着型端末)「iWatch」向けにも新規受注を獲得したと観測されており、生産能力拡充はこれを受けたものとみられる。13日付自由時報が報じた。

 嘉聯益は「今年の設備投資は前年比20〜30%増加する」とした上で「増産は新顧客および新製品向け受注の獲得に応じたもの」と認めたが、アップルからの受注観測については「市場のうわさにはコメントしない」と回答した。

 なお証券会社は、アップルのサプライヤーは上半期の非需要期と下半期の需要期で業績に明確な差が生じるが、嘉聯益は今年、下半期売上高が上半期比で90%以上増加すると予測した。