ニュース 電子 作成日:2014年3月13日_記事番号:T00049144
中国の京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)がこのほど、第8.5世代工場で32、40インチ液晶パネルの良品率が低いことに加え、生産能力を縮小したことや、南京中電熊猫液晶顕示科技が第6世代工場で採用した0.5tの薄型ガラス基板が割れ、露光装置が停止する生産トラブルが生じたことなどから、液晶テレビ用32、40インチパネルの供給が逼迫(ひっぱく)している。台湾液晶パネル大手の友達光電(AUO)や群創光電(イノラックス)は設備稼働率を高めて出荷を拡大する見通しで、これにより製品価格の下げ止まりが期待でき、両社の売上高、利益に貢献するとみられる。13日付経済日報が報じた。
市場調査会社、ディスプレイサーチによると、台中韓のパネルメーカーがそろって4K2Kパネルに参入したが、生産の難しさから世界的な生産能力、良品率の低下を招き、32、40インチの供給が逼迫しているという。
また、液晶テレビの需要は依然高く、業界の在庫水準が急速に下がっているため、一部パネル価格では下落が落ち着くと説明した。
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