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長栄と陽明海運、米国航路16%値上げ【表】


ニュース 運輸 作成日:2014年3月14日_記事番号:T00049156

長栄と陽明海運、米国航路16%値上げ【表】

 コンテナ海運大手、長栄海運(エバーグリーン・マリン)と陽明海運(ヤンミン・マリン・トランスポート)は15日から米国航路の運賃が1FEU(40フィートコンテナ換算)当たり300米ドル値上げとなり、西海岸線で16.8%上昇、2,000米ドルの大台に乗る。陽明海運は13日、米国航路は船腹予約が満杯と表明、長栄海運も同様とみられ、今年の見通しは明るい。14日付経済日報が報じた。

 

 長栄海運は、米国航路の輸送能力が週3万2,800FEUで市場シェア8.5%、世界2位で、米国航路が同社売上高の40%を占める。陽明海運は同1万4,300FEUで市場シェア3.7%だ。

 米国航路の運賃は春節(旧正月、今年は1月31日)前がアジアからの輸出ピークで高水準を維持したが、2月以降は低迷し、西海岸航路で1FEU当たり2,108米ドルから先週1,784米ドルと15%下落していた。

 5月には西海岸航路で同300米ドル、東海岸航路で同400米ドル、欧州航路は4月1日から1TEU(20フィートコンテナ換算)当たり500米ドルの値上げを控えている。