ニュース 金融 作成日:2014年3月14日_記事番号:T00049160
永豊商業銀行(バンク・シノパック)は、中国・江蘇省南京市に現地法人を設立し、13日に正式に開業した。台湾の銀行が中国本土に支店ではなく現地法人を設けるのは初めて。14日付経済日報が伝えた。
永豊銀は開業準備に1年半を費やした(13日=中央社)
永豊金融控股(シノパック・フィナンシャル・ホールディングス)の何寿川董事長は、「電子金融、越境金融の発展にも対応していきたい。中国の電子金融と中台間の越境金融は未来のトレンドとなる。拠点拡充だけが経営規模拡大の唯一の方式ではない」と述べた。
現地法人は規定により、進出1年目は外国為替業務が中心だが、利益を計上できれば2年目から台商(中国で事業展開する台湾系企業)への人民元業務取り扱いを申請できる。早ければ3年で地場銀行と同様の業務が可能になる。将来的にはリース、証券、ファンド管理などの業務を融合させ、包括的なサービスを展開していく構えだ。
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