ニュース 電子 作成日:2014年3月14日_記事番号:T00049172
液晶パネルメーカーにテレビ用パネルの緊急受注が舞い込んでおり、32、40、42インチのパネル価格は早ければ3月末にも下落が止まり、50インチ以上の価格下落幅も3~5米ドルに縮小する見通しだ。友達光電(AUO)が恩恵を受けている。14日付蘋果日報が報じた。
市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーの劉陳宏研究協理によると、世界の主要テレビブランドおよび中国の大手6社の在庫はパネルが4~6週、テレビが約6週と適正水準だ。中国の労働節(メーデー、5月1日)連休、ブラジルで開催のFIFA(国際サッカー連盟)ワールドカップ(6月12日~7月13日)、新製品発売に向けてパネル調達が始まっている。
劉研究協理は、あくまで在庫補充で、実際に最終製品の需要が旺盛なわけでないと強調した。中国テレビブランドが海外市場拡大に向け高値でもパネルを確保している他、この動きを抑制するため韓国メーカーもパネル調達を進めていると指摘した。液晶テレビ市場はサムスン電子とLGエレクトロニクスが30%以上、中国ブランド6社が約30%を占める。
AUOはLGと生産サイズが重なっているため、緊急受注の恩恵を受けているが、群創光電(イノラックス)は39.5、40インチに注力しており、それほどでもないようだ。
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