ニュース 農林水産 作成日:2014年3月17日_記事番号:T00049177
豚肉の卸売価格が15日、1キログラム(kg)当たり82.81台湾元(約277円)と前日比1.02%上昇した。中南部で豚丹毒が発生したためで、一度は下落した豚肉価格が再び上昇に転じた格好だ。16日付自由時報が報じた。
豚肉は卸売価格が春節(旧正月)後の68元から3月4日に最高83.63元まで上昇。これを受けて行政院農業委員会(農委会)と公平交易委員会(公平会、公正取引委員会に相当)が先週、人為的な価格つり上げの有無の調査など価格抑制に動き、10日には81.33元まで下落していた。
豚丹毒は豚丹毒菌の感染によって起こる人獣共通感染症。中華民国養豚協会が14日、中南部で発生したことをフェイスブック(FB)の同協会オフィシャルサイトで知らせた。
農委会家畜衛生試験所(家衛所)の劉培柏元所長によると、豚丹毒に感染した豚肉が市場に流入すれば消費者も感染する恐れがあるため、法定伝染病に指定すべきと語った。一方、台湾大学獣医専業学院の周晋澄院長は、豚丹毒は細菌による感染病のため、調理時に加熱すれば心配はないとの見解を示した。
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