ニュース 金融 作成日:2014年3月17日_記事番号:T00049183
中央銀行(中銀)は14日、台湾での人民元建て預金残高が2月末時点で前月比15.2%増の2,470億5,100万人民元(約4兆円)になったと発表した。人民元は2月下旬より下落したものの、一時的な現象とみた個人の人民元買い増しにより、外国為替取扱指定銀行(DBU)での預金が前月比267億5,200万人民元と大幅に増えたことが大きい。人民元預金残高は昨年2月6日に解禁され、満1年が経過したが、右肩上がりが続き毎月平均190億人民元増えている。15日付経済日報が報じた。
2月末時点でDBUは前月比16.1%増の1,925億万7,100万人民元、オフショア銀行部門(OBU)は同11.9%増の544億8,000万人民元となった。
また、1月末時点で台湾での外貨預金残高に占める人民元預金の割合は24%に達し、アジアの人民元オフショアセンターである香港と同水準となり、ライバル視するシンガポール(7%)を上回った。中銀は、主に米ドルや日本円などから人民元預金への切り替えによるもので、台湾元からの切り替えや海外からの人民元送金も人民元預金残高を押し上げていると説明した。
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