ニュース 食品 作成日:2014年3月17日_記事番号:T00049191
「天然素材のみ使用」を掲げていたベーカリーチェーン「パン達人手感烘焙(トップ・ポット・ベーカリー)」の合成香料使用が明るみに出て以降、消費者の間でパン焼き器と天然小麦粉を購入して自らパンを作るブームが起きており、健康志向の高まりも手伝って、ベーカリー原料を扱う徳麦食品(TEHMAG FOOD)では昨年末以降、天然・無添加の小麦粉の売上高が前年同期比で約3割増加している。17日付聯合報が報じた。
徳麦食品によると、日本やフランスから輸入した天然小麦粉は、1袋(15キログラム)1,000台湾元(約3,300円)以上と高価ながらも供給が需要に追い付かない状況だ。「天然」をうたうパン店でも同様の製品が大人気で、コスト最優先だった従来と異なり「高い小麦粉ほど売れる」という前代未聞の現象が起きている。
また、日本の高級天然小麦粉を使用するパン職人の蔡氏によると、天然小麦粉を使って焼き上げたパンは1個100元前後と高価格だが、小麦本来の香りを放ち、口当たりも柔らかいため、消費者の購入意欲は高いという。
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