ニュース 機械 作成日:2014年3月17日_記事番号:T00049193
工作機械大手、友嘉集団(フェアフレンドグループ)の朱志洋総裁は、傘下メーカーを視察に訪れた馬英九総統に対し、同グループが台中にミドル〜ハイエンド工作機械の加工・生産拠点設置を計画しており、1万坪の用地を必要としていると要望。馬総統はこれを受けて経済部に協力するよう指示した。17日付工商時報が報じた。
朱総裁は「当グループは近年、イタリア、ドイツ、日本などの工作機械メーカーを20社近く買収しており、将来的に台湾での生産を予定している」と説明。特に販売価格30万〜50万ユーロ(約4,200万〜7,000万円)クラスの立形マシニングセンター(4軸〜5軸)に関する技術を移転し、台湾で生産する計画だと述べた。
また2016年の完成を目指す同生産拠点の設置には、グループで過去10年で最高となる60億台湾元(約200億円)を投じる計画で、約500件の就業機会を創出する見通しだ。
このほか朱総裁は、約20億元を投じて6月に日本メーカー6社を買収することを明らかにした。今回の買収により今年の工作機械事業全体の売上高は、前年比30%増の500億元に達する見通しだ。
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