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TECO、省エネ・スマート家電に注力


ニュース 家電 作成日:2014年3月17日_記事番号:T00049195

TECO、省エネ・スマート家電に注力

 東元集団(TECO)は15日、第4世代移動通信システム(4G)対応のエアコンや超高解像度4K2Kテレビなど新製品を発表した。今年は省エネ効果の高いスマート家電に注力する方針で、劉兆凱董事長は、今年の売上高は前年比約2割増で過去最高の680億台湾元(約2,300億円)に達する可能性もあるとの見通しを示した。16日付蘋果日報などが報じた。


黄茂雄会長は、日本のABCクッキングスタジオとの提携による料理学校は、来月に業務を開始すると明かした(15日=中央社)

 エアコン事業では、インターネットを介してスマートフォンなどモバイル端末でリモート操作ができるなど、機能を充実させた一方で価格は据え置いて競争力を高める方針だ。今年のエアコン販売台数は昨年の6万7,000台から約5割増の10万台を見込む。

 テレビは全サイズで新製品を発表した4Kテレビがけん引し、今年の販売台数は15万台で前年比5割増との見通しを示した。50インチ以上の製品が4割以上を占め、そのうち4K製品が約15%を占めると予測した。

 TECOはまた、調理家電を中心に、業務用厨房機器にも力を入れる考えだ。黄茂雄会長は、調理家電は他の家電と比べて価格が3倍で、製品の付加価値が大きいと説明した。