ニュース 医薬 作成日:2014年3月18日_記事番号:T00049217
中天生物科技(マイクロバイオ)傘下の新薬会社、泉盛生物科技(ファウンテン・バイオファーマ)は17日、同社が開発した抗体新薬「Anti-cemX」の新薬臨床試験開始届(IND)を早ければ5月に米食品医薬品局(FDA)に提出し、7月にも認可を取得できるとの見通しを示した。また同新薬のライセンス契約に関し、既に世界的大手製薬会社10社から打診を受けていることも明らかにした。下半期にも交渉の結果が出る見通しで、業界関係者は「授権料は一時金だけで5億米ドルに達する可能性がある」と指摘している。18日付経済日報が報じた。
泉盛生物科技によると、Anti-cemXは製薬大手エフ・ホフマン・ラ・ロシュの抗体新薬「Anti-M1'」と系統を同じくし、同薬に唯一肩を並べる存在となっており、さらに昨年米国特許商標庁(USPTO)からAnti-cemXに特許権侵害の懸念はないという認定も受けているという。
泉盛生物科技は2011年から中央研究院(中研院)と抗体新薬の開発で提携、さらにロシュのぜんそく治療薬「ゾレア」の主要開発者、張子文・院士と共同でAnti-cemXやゾレアのバイオ後続品(バイオシミラー)を開発した。
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