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ノートPC不振、部品メーカーは新事業模索


ニュース 電子 作成日:2014年3月18日_記事番号:T00049223

ノートPC不振、部品メーカーは新事業模索

 ノートパソコン市場は昨年に続き、2014年もマイナス成長が避けられないとの見通しが各研究機関から示される中、関連部品メーカーは新たな成長のけん引役を求め、新事業の開拓を模索している。18日付電子時報が報じた。

 ノートPC用ヒンジ大手、新日興(SZS)は今年、ウエアラブルデバイス(装着型端末)向けの受注が伸びており、金属粉末射出成型法(MIM)用焼結炉を現在の8基から20基まで増やす計画だ。生産能力の拡充に合わせ、今年中ごろには新北市樹林区の新工場設置に着手するが、用地が狭いため他の土地でのさらなる拡張を検討している。

 一方、バッテリーモジュールの新普科技(シンプロ・テクノロジー)も、これまで自社向けだった自動化設備事業を昨年、独立した部署とし、外部からの受注や電池モジュール周辺部品の外部販売も開始した。今年も事業をさらに拡大する計画で、現時点で売上高こそ低いものの粗利益率は本業を大きく上回るため、同社全体の業績向上に貢献しそうだ。