ニュース 電子 作成日:2014年3月18日_記事番号:T00049225
超高解像度4K2Kテレビ向け液晶パネル市場で60〜70%のシェアを誇る群創光電(イノラックス)は、NTSC比が100%近い広色域技術を導入した4K2Kパネルに注力している。しかし、中国テレビ市場の需要低迷を受けて同国のテレビブランドがパネル調達を4〜5月に先送りしており、イノラックスの広色域4K2Kパネルの出荷枚数は現在、単月1万枚前後にとどまっているもようだ。18日付電子時報が報じた。
中国のテレビブランドを主要顧客とするイノラックスは、テレビ用パネル全体の出荷枚数のうち4K2K製品の比率を20〜30%に引き上げることを目標としているため、4K2Kパネルにおいては低価格製品を主力としている。
このため、イノラックスは比較的深刻な在庫リスクを抱えており、業界関係者によると、同社の在庫水準は現在5〜6週を維持しているものの、受注の遅れによりハイエンド製品の出荷枚数は伸びていないようだ。
ただ、今年、広色域4K2Kテレビの導入を予定する台湾ブランドの東元電機(TECO)がパネルの大部分をイノラックスから調達するとの見方も出ている。
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