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LED業界再編、今後3年で台湾3社へ


ニュース 電子 作成日:2014年3月18日_記事番号:T00049226

LED業界再編、今後3年で台湾3社へ

 発光ダイオード(LED)大手、璨円光電(フォルモサ・エピタキシー)の簡奉任董事長は17日、中台のLED業界は統合が進み、今後2~3年以内に台湾メーカーが2~3社に、中国メーカーは20~30社が約5社まで絞り込まれると予測した。18日付蘋果日報が報じた。

 簡董事長は、これまでは垂直統合が中心だったが、今後は水平統合に移行すると予測した。LED業界では、▽2011年7月、LEDパッケージング(封止)の億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)がLEDチップの泰谷光電科技(テクコア)の経営主導権を取得▽12年8月、LEDチップの晶元光電(エピスター)が広鎵光電(ヒューガ・オプトテック)の完全子会社化を発表▽同年12月、LEDパッケージングの艾笛森光電(エジソン・オプト)の呉建栄董事長が同業の琉明斯光電科技(ルーメンマックス)の董事長に就任──の他、昨年1月に璨円光電が中国の三安光電(三安オプトエレクトロニクス)の株式19.9%取得を臨時株主総会で決議した。

 産業専門家、微駆科技(エクスプロア・マイクロエレクトロニクス)の呉金栄総経理は、LED供給過剰の最悪の時期は過ぎ去っており、強者がさらに巨大化するのは当然だと指摘した。